2018年9月14日金曜日

取り組む姿勢




育成年代でチームを選ぶときに注意して見るところは、敬意と挑戦が学べるかどうかだと思う。体験の問い合わせで「何を教えてもらえるのか、技術が中心なのか、ゲームが中心なのか」そういうことを訊かれ、応えることに困ってしまうことはよくあります。選ぶ基準を間違えていると私は思います。

子どもに健康でいて欲しいなら、成長して欲しいなら、選手たちが楽しくフットサルに取り組めることが重要です。修行のようなチームではいけません。その楽しさや喜びがただの遊びになってしまっていているチームでもいけません。フットサルクラブなのでフットサルを伝えることが求められることではあるけど、それよりも大切なことが幾つかあります。

取り組む姿勢とは、自分が取り組むと決めたことに対する挑み方。自分のやりたいという想い、やれるという感謝が土台となります。その土台を基に、真剣に楽しむこと。これが良い取り組む姿勢だと考えています。それぞれの性格を活かした、それぞれの取り組み方があります。その個性がポジティブに繋がった時、素晴らしい体験を得ることができるでしょう。

3つの心理的要素


バランスをとらずに、自分が生きること。好きなことや興味に素直に、やってみるというノリが重要なことの一つです。主体的であることはプレーで必要で、相手や環境などに主体性を奪われてしまっていては満足したプレーにならないでしょう。

言い訳をせずに、今ここを生きること。過去や未来ではなくて、現在にいることです。切り替えという言葉を発しているのは、終わったことは良いから次をやろうというメッセージなのでしょう。流れていることが重要であると私は思っているので、切り替えという考え方すら排除できることを目指しています。

プライドを持たずに、心を開けること。それぞれの人が持つ自分を受け入れることができる、そういうチームは良いチームとなることでしょう。それぞれが自分の意見を持っているので合うとか合わないとかありますが、それを認め合うことです。


監督という軸


それぞれの自分を持つ選手たちが集まるチームで、それぞれの個性を監督の軸でチームとしていきます。選手たちは、常にやろうとしてくれます。その選手たちに向けて、監督は何を観て、何かを指摘するのか。選手たちがやっていることに敬意を払いながら、指摘することが監督の役目のひとつです。やっていない選手はいない、やっている選手と向き合っているのが監督です。監督の目は多様性に富んでいないといけません。

そうやって、選手たちの取り組む姿勢は磨かれていきます。フットサルに限らず、何かに取り組むための武器になるでしょう。