2018年9月7日金曜日

スペイン人が持つ他人と繋がる力




スペインの大会に参加して来ました。3月はスペインが恒例となって来ていて、感謝に尽きます。わたしは決断力に働きかけたいと思い、ユニアオ育成では意識してトレーニングしてきました。選手たちが大胆にプレーできるように。それを確認できる場となっています。

自分の力が足りていませんでした。スペイン人の選手たちは、プレー中に「自分」が「相手」に応じて「仲間たち」と繋がる力を持っていました。コート内、声をかけたり、手を差し伸べたり、励ましたり、讃えたり、とスペイン人の選手たちが繋がろうとする姿勢に学びました。状況認知が早く、解決策を持っていました。

それはコート外でも、そうでした。挨拶を行動にする、近づいて握手をする、目を見て微笑んでくる、声をかけてくる。

スペインの監督は、選手の失敗を指摘することがあります。強く言うこともあります。しかし、そういう状況でスペインの選手たちは、その指示に対して何かを自己主張する傾向があります。反論を伝えることや受け入れたことを伝えること、彼らは堂々としていました。日本の選手たちとは少し違う反応の仕方、それは大人の出す雰囲気や規則が子どもたちをそうさせているのだと思います。

日本人の方が厳しい教育や環境にあると思っていましたが、そういう環境にあるからなのか、日本人の方に甘さを感じました。厳しさの中で厳しさが育つと思っていましたが、厳しさの中で育つのは甘さなのでしょうか。自分でやりきる力がたりなかったり、自ら行動を起こせなかったり、他人の目を気にしています。さらに、スペイン人の楽しむ力やノリは素晴らしい。ノリを持つ日本人は、スペイン人とコミュニケートできていました。

このようなことを体験できた選手たちは素晴らしい機会だったと思います。そして同時に、私にも素晴らしい機会を与えてもらいました。監督の姿勢から改めて、またスペインで挑戦したいと思いました。