2018年10月10日水曜日

育成の前に必要な環境整備。指導者、クラブ、文化、、





日本に帰って来て数年という期間が立ちました。この期間に私は育成年代の選手に携わり、できる限りのことをして来ました。その結果、私が知ることができたのは良い選手は本来たくさんいるということ。



ドリブルという技術は、全員が同じように努力をしたとしても成長に差があります。そうだとしても、ドリブルが上手くないとフットボールが下手だと扱われてしまう選手が多くいるように感じています。なぜ彼らが上手くならないか、それは努力不足で片付けられてしまいますが、そうではありません。その選手はドリブルが向いていなかった、もしくはその選手がドリブルが上手くなる時期はその時ではなかった、これらが上手くならない彼らの理由でしょう。

しかし、ドリブルが上手くならない選手であっても、ドリブルの他に上手いことがある選手ばかりです。シュートが上手い選手もいます。この技術は育成年代では否定されがちなのかもしれません、シュートを打つならキーパーを抜けとか聞いたことがあります。シュートが上手い選手も一つの長所であり、シュートをどんどん打つべきです。そのシュートへの否定感の強さが、日本のシュートが入らない所以だと思います。他にもパスだったり、ドライブだったり、守備面で言えばチャージ、タックル、インターセプト、パスブロック、シュートブロック、プレス、ステップ、、選手の上手さは、ドリブルだけでは評価できません。なお、技術面だけでも評価できず、戦術面や心理面も選手を評価する基準です。



高校を終えて、就職する。フットサルが好きでやりたいにも関わらず、仕事に時間が必要となりフットサルが十分にできなくなる。もし、フットサルも仕事も取り組めるような環境がしっかりと提案ができたら。フットサルというスポーツが社会の中で、それだけの価値を持てていれば。日本のフットサルはもっとレベルが上がる!

育成が大切だとは誰もが言うが、育成されて来ている貴重な選手たちを受け入れることができる環境整備が不十分。育成年代でフットサルだけを教えていていいのか。でも、フットサルに真剣に取り組んでいる選手たちは、フットサルが好き、仲間が好き、そういう一番大切なことを持ちながらフットサルをやっている。夢のためではない。そして、それを社会の中でも活かしているようだ。だから今は、私も彼らに習い、将来ではなく今、フットサルを楽しみ一生懸命に取り組み、その中で学ぶ姿勢を持ち続けることをしています。今という点が、いつか線で繋がるってスティーブ・ジョブズは言ってたな。